私にとっては、飴すらも鞭であった。殿から飴を与えられる時は、決まって投げつけられるのだ。 勢いのついた飴は硬く、鋭く、私の皮膚に突き刺さる。 「殿。これは罰なのでしょうか」 「そうだ、これは罰だ」 馬蹄が近づいてくる。私は飴を拾い上げると、懐にしまい込んだ。